研修会「摂食」

 12月4日(水)ふくふくプラザ調理実習室で、NPO法人摂食コミュニケーションネットワーク理事長の中島知夏子先生をお迎えして、摂食研修を行いました。今回の研修ではお弁当をペースト状などの形態に変え、実際にそれを食べてそれぞれの形態の味覚、感覚を体験しました。
 ヘルパー、支援員ともに保護者が調理したものをお子さんに食べていただくことはありますが、調理する経験は少なく悪戦苦闘する場面もありました。参加した皆さんからは「ペーストにするためにこんなに水分が必要だとは思いませんでした」「ペースト状だと正直あまりおいしくないのでは?と思っていましたがしっかり味もしておいしく食べられるのだと改めて思いました」などの感想がありました。
 先生の「食べることは生きている限り一生続く」「食べることの楽しさ、喜びを子どもたちに伝えられるように」という言葉を胸に、ヘルパー、支援員ともにプロとしての意識を持って、お子さんの食事の状況を判断し、楽しく安全に食べられるように今後のサポートに役立ていきたいと思いました。
 今回の研修でも「りんごの唄」さんのお弁当を食べました。とてもおいしかったです。

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※今回の研修会は「特定非営利活動法人 オブリージュ」より助成を受けて行いました。