５月１１日（木）、百道浜にある福岡市民防災センターにて、防災訓練を行いました。市民防災センターは、いざというときのために、実際にいろんな災害を模擬体験でき、防災に関する知識・技術・行動力を身につけることができる施設です。防災訓練は毎年行っていますが、今回は熊本地震の後の研修ということもあり、参加者の意識はいつも以上に高かったと思います。
■消火体験
火元に向かって消火すると聞いていても、実際にメラメラと炎が上がっているのを見ると、つい慌てて炎の上からホースを向けてしまいました。もし、支援に入っている時に火災を発見したら、「火事だ～～！」と叫び、周りの人に伝えて、お子様を守る行動をとるということが大事だと学びました。
■地震体験
熊本と同じ震度７の揺れを体験をしました。テーブルにつかまることで精いっぱいでした。実際の地震では棚から物が落ちたりするので「もっとパニックになり怖かっただろうね～」と皆で話しました。
■火災体験
建物の中で火災になり真っ暗になった……中で出口を探す体験。非常灯がいかに大事かわかりました。
災害に備え、安全対策をしておくことはもちろん、身の守り方を知っておくことの重要性を学んだ研修になりました。
また、この場を借りてこの度、熊本および周辺地域で発生した地震により、被害を受けられたみなさまに、謹んでお見舞いを申し上げます。１カ月経とうとする今でも余震が続き不安な日々をお過ごしかと思います。一日も早い復旧とみなさまのご健康を心からお祈り申し上げます。